4 transistor FM transmitter
I got a hint of this gear on the electric magazine I read it on the book store. The hint is " VXO with ceramic filter can get wider frequency change ability than that with crystal." I used this idea to make FM transmitter with wide deviation. With the crystal , the change ability of the frequency by a control voltage (df/dVc)= 0.877 kHz/V. With the ceramic filter I got dV/dVc= 42.5kHz. In last spring (I write this on November 2000) ,when I went to France, I got a head phone from air France. I used that as a microphone. But this microphone has only 5mV output voltage with my voice. It need two stage audio amp to get correct control voltage in order to drive the variable-capacitor. Only with VXO stage I could hear my voice from the radio on the same desk with the transmitter. See the circuit diagram! I stayed the 8 times multiplier after the VXO oscillator. The out put power of it was only 0.1mW. I could use this transmitter only on the beside another room about 5m distances.


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4石式FM送信機:先日、本屋さんで、無線雑誌を立ち読みしていたら、「セラミックフィルターを使ってVXOを組むと、可変範囲が広く取れる。」という記事が載っていました。本は買いませんでしたが、今回はそのアイデアを利用して、FM送信機を作って見ました。回路図をご覧ください。低周波増幅器(マイクアンプ)は2段です。いつも使っている600オームのダイナミックマイクなら、出力電圧が50mV程度ありますから、増幅器は1段で1V内外の振幅になるのですが、今回は「小さい事はいいことだ。」という訳で、以前より何かに使おうと思っていた「耳孔入れ込み式イヤホーン」をマイク代わりに使ってみました。これですと電圧出力は5mV程度しか無いので、2段増幅が必要でした。それでも本式のマイクよりも悪い音質なのはいたしかたなしという所でしょう。次のVXO発振器は回路的には普通のVXOです。ここに10.625MHzの水晶をいれると、周波数可変範囲は10.6220(Vc=0V時)から10.6299MHz(Vc=9V時)でした。Vc1Vあたりの周波数の変化は(df/dVc=)0.877KHz/Vになります。一方、図面の様に、ここ にFM用の10.7MHzのセラミックフィルターを入れると、周波数可変範囲は10.2782(Vc=0V時)から10.5757MHz(Vc=7V時)で、Vc(コントロール電圧)が7V以上では発振が停止しました。 Vc1Vあたりの周波数の変化は(df/dVc=)42.5KHz/Vになります。つまり、水晶のVXOに比べてセラミックのVXOは50倍程度も周波数が動きやすい事になります。ここまででも、同じ机の上のFMラジオで受信する事ができましたが、一応8逓倍機を入れてみました。いっきに8逓倍もしていますし、トランジスターは遮断周波数の低い(ft=80MHz)2SC1815なので、出力電力は実測0.1mWでした。写真の様にケースに入れて、実験したところ、5m程度しか飛びませんでした。まあ室内実験用といった所でしょう。送信周波数は10.4MHzの8倍の83.2MHzです。

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