How to take measures against TVI.

We are handmader. We use our handmade transmitter. If the picture tube of the TV set of your house shows you a figure with many stripes , when you use your transmitter. Then we call TVI " Terevision Interferance" has come on.

Mode 1 : Harmonic of transmitter comes on the antenna of TV. *** tvi1.gif

When we use the 21MHz CW transmitter, the five times harmonics of the radiated signal becomes 105MHz. It is third channel of VHF television on Japan. Connect the good shielded dummy load on the connector of your transmitter! After that , if you can not see the TVI, then you can recognize the TVI is caused by this mode. In order to reject this mode, use a low pass filter between the antenna and the transmitter of your shack. You can learn how to make it on the another page of my homepage.



VHF-Channel 1 2 4 5 6 7 8 9 10 11 12
freq. FROM (MHz) 90 96 102 170 176 182 188 192 198 204 210 216
freq. TO (MHz) 96 102 108 176 182 188 194 198 204 210 216 222



Mode2 : Radio signal conducts through the AC line.*** tvi2.gif

If the radio signal is conducted to the AC line of your home from your transmitter , then it comes to the TV set of your and your neighbers. It will cause the TVI. Connect the good shielded dummy load on the connector of your transmitter! Even after that , if you can see the TVI, then you can recognize the TVI is caused by this mode. Or, supply power from removed battery from your car! After that the interferance disappears, then you can recognize the TVI is caused by this reason. In order to reject this mode, use a line filter made by troidal core. Turn 13 turns of it on the FT114-43 core!





Mode3 : You must recognize that the TV set do not have shield. tvi3.gif

The printed board of TV set's is located on the plastic case with no shield. The convertor block may be shielded. But the IF amplifier and video amplifier of TV set will be not shielded. Therefore if you make your transmitter without any shield, The circuit of transmitter and the circuit of the TV will make influence directly each other. That causes TVI. Use Good shielded aluminium case to your transmitter. Do not use plastic case to the transmitter.


Mode 4 : Radiate from key code of your CW transmitter. */** tvi4.gif

If you make CW transmitter with zero bias final transistor , and keying it on the emitter of it, it will cause this mode. The high frequency electric signal flows on the wire between the transmitter case and the key on your desk, the signal will be radiated from the wire. It will cause TVI. The signal flows on this line will have many harmonics , because the transistor acts intermittently. Connect the emitter on the ground directly! Even after it , if you see the TVI, then you can recognize the TVI is caused by this reason. To avoid this mode, keying must be made on buffer or driver of the transmitter.

tvi6.gif


Already I have indicated four mode of TVI.
Mode 1 : Harmonic of transmitter comes on the antenna of TV.
Mode2 : Radio signal conducts through the AC line.
Mode3 : You must recognize that the TV set do not have shield.
Mode 4 : Radiate from key code of your CW transmitter.
You will be able to guess that there are many another mode causes TVI. For example , radiated signal from power line of the transmitter come on the antenna of TV receiver. And you must take care of that many another reason causes TVI on the same time.










TVIの原因と対策***

ここでいうTVIとは、アマチュア無線の発生する電波によって、お宅やお宅の御近所のテレビの画面に縞が入ったり、色が無くなってしまったりする現象をいいます。これが、発生すると、御近所にひんしゅくをかって、アマチュア無線が続けられなくなってしまいます。ここでは、TVIの発生する原因とその対策を私の体験から説明します。TVIには、気を付けましょう。

TVI発生モード@:送信機の高調波が直接テレビのアンテナに飛び込むモード***tvi1.gif

例えば、21MHzの送信機では、5倍高調波として、21*5=105MHzの電波が発生します。いっぽう、日本のVHFテレビの3チャンネルは102から108MHzの周波数をつかって、放送を行っていますから、105MHzの電波はVHFテレビの3チャンネルに妨害を発生してしまいます。このモードであるかどうかを見分ける方法ですが、送信機のアンテナ端子にシールドの良いダミーロードをつないで、送信し、障害が発生しなくなれば、まずは、この原因と思って対策してみましょう。対策としては、送信機とアンテナの間にローパスフィルターをいれて、高調波をカットする事です。その製作方法に関しては、私の別のページをご覧ください。

チャンネル 1 2 4 5 6 7 8 9 10 11 12
周波数(MHz)ここから 90 96 102 170 176 182 188 192 198 204 210 216
周波数(MHz)ここまで 96 102 108 176 182 188 194 198 204 210 216 222




TVI発生モードA:電灯線を伝播するパターン***tvi2.gif

本来、当たり前の事ですが、電源を供給してくれる100Vの電灯線ラインには、送信機の高周波信号をのせてはいけないのです。こんな所に、電波がのってしまうと、それは家の中のすべての電気機器に伝わって、もちろんテレビにも伝わってしまうので、すぐにTVIが発生する結果になります。自作の場合には、案外このモードも発生しやすい物です。特に、電源に安定化電源やレギュレーターを使わずに、簡単な整流回路だけで、電源を供給した場合には、この電源回路が電波に対しては、筒抜け回路なので、この妨害モードを発生しやすいのです。ダミーロードであろうと、アンテナをつなごうと、同じように障害がでていたら、このモードであると、思って、対策してみましょう。あるいは、(車からウントコショっとはずしてきた)鉛バッテリーから電源を供給した時に、障害が無くなったら、やはりこの原因と思って良いとおもいます。対策は、下の図の様な、フィルターを100V電源にいれるのが効果的です。トロイダルコアはFT114ー43に13回ずつ巻いたものが推奨されています。tvi3.gif


TVI発生モードB:送信機の内部回路から、直接テレビの内部回路に影響するモード***tvi4.gif

まず、心得ておかなければならない事は、我々の家のテレビは外来電波に大変弱い「丸出し回路」であるという事です。お宅のテレビは、プラスチックの箱でしょう。その中には受像機を構成する基板がそのままポンと入っているのです。もちろん一番デリケートなチューナー部分は簡単なシールド板で覆われているでしょう。しかし、中間周波増幅回路や、映像増幅回路はたぶんむき出しです。そして、プラスチックのケースは全く遮蔽効果が無いのです。ですから、テレビのそばで、シールドの無い送信機をつかおうものなら、送信機とテレビはお互いに、なにも遮蔽の無い物同志になって、お互いに簡単に影響してしまいます。いわば、壁の無い、屋根と柱だけの家が二軒並んでいる様な物で、プライバシーなんて無くなってしまうわけです。ですから、我々アマチュア無線自作家は、少なくとも自分で作る送信機だけは、チャントした遮蔽効果のある、鉄やアルミでできたケースにいれましょう。それも蓋の停めネジが電気的にもしっかり接触する様なものが好ましいです。


TVI発生モードC:キーコードから、輻射するパターン***tvi5.gif

上の図の様に、ファイナルがC級増幅のトランジスターのエミッターをキーで直接断続した場合、キーの電線には、高周波電流がながれます。そして、この電流はファイナルがC級動作で、断続的な電流である為、大変多くの高調波をふくみます。これでは、いくらアンテナの前にローパスフィルターを入れても、いわば「横漏れ」している訳です。キーの代わりに、端子の前をショートさせて、障害が消えれば、このモードであると思ってよいでしょう。このモードに対する対策としては、キーイングにリレーやトランジスタースイッチをつかって、間接的にキーイングする様にしてもよいのですが、一番は、電流の少ない前段でキーイングする事です。ただし、余り発振回路に近い所でキーイングすると、キーイングのたびにトーンが変化して、いわゆる「チューイング」トーンになってしまうので、ご注意ください。

まとめ:
以上述べた4つの主要発生モードを、簡単に示したのが、下の図です。簡単におさらいすると、(tvi6.gif)
●モード1:送信アンテナから、TVのアンテナへ直接輻射するパターン。
●モード2:送信電源から、TVの電源へ直接伝播するパターン。
●モード3:送信内部回路から、TVの内部回路へ直接輻射するパターン。
●モード4:送信キーから、TVのアンテナへ輻射するパターン。
と、いう事になります。***
ここまで、書くと皆さんにはもうお分かりでしょう。これ以外にも、いろいろモードがあるのです。たとえば、電源コードに載った電波が、お空をとんで、テレビのアンテナに飛び込むパターンなんかがあります。すべて、以上説明したパターンの応用で考えてください。***
また、同時にいくつかの伝播経路が複合して、TVIを発生する場合もあります。この場合には、一つの伝播経路を対策してみても、いっこうに良くならない。それで、それを止めて、別の経路を対策してみたが、やはり良くならない。等という事になってしまいます。ですから、TVIの対策は、考えられる方法を一度にやってみて、いったん障害をとりのぞいてから、無駄な対策をはずしていって、何が原因か追求する。という手順になります。

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